福岡本庁の平成8年の公示件数が「1954件」で平成25年が「545件」と「7割以上の激減」。
福岡市の人口も毎年順調に年間1万人以上増えており「なぜ不動産価格が上がるのか?」と言う理由がはっきりと見えてきました。
物件が少ないのですから過激な競争になり再販売業者の落札価格は上昇し再販売価格も上昇。
すぐに売れればいいのですが、長い間「デフレ」でしたので、お客様が「価格が上がっている事」を納得するまでに時間がかかります。
その為、再販売業者は物件を長く所有する事になり経費が増えて利益が出ず、経営に大打撃を与えるのは間違いありません。
それだけではなく、「中古不動産の価格の上昇」でお客様にも多大なる影響が出ます。
それに追い打ちをかけ「インフレ」。
「石油価格高騰」と「消費税増税」と「円安」の影響で、建築資材は高騰!!
人件費も上がり、当社が設立した平成16年頃の新築マンションと比べると、販売価格は3割近く上がっております。
材料費が高いのですから仕方ありません。
もちろん中古不動産をリフォームする場合も同じで「リフォーム費も上昇」しております。
現時点で、福岡の不動産は今後も上昇し続ける傾向である事は間違いありません。
流通物件の減少と建材価格の上昇を考慮すると、当社も「良い物は安く買えない」と再認識し、良い物は高く買い取りをしようと思います。