平成20年・・・799件
平成21年・・・817件
平成22年・・・462件
平成23年・・・496件
平成24年・・・430件
「中小企業金融円滑化法」の影響は絶大です。
800件だった差押件数が430件と約半分まで落ち込んだので現在の不動産競売落札価格の高騰は納得です。
しかし、「中小企業金融円滑化法」が今年の3月末で切れたので「3年間」ため込んだ物件が噴き出るでしょう。
今年の「9月」以降に裁判所から売り出る件数は確実に増加するので、平成21年頃の安かった落札価格に下がると思うのですが、前回のブログでも書いた通り、福岡市の「人口増加」は止まる気配が無いので、不動産競売で売り出す物件が増えても簡単に落札価格が「安く」なりそうにありません。
又、「アベノミクス効果」で景気回復???すればなおさら「安く」ならないでしょう。
インフレですので不動産価格やキッチンやユニットバス等の住宅関連設備機器の価格は上昇(貨幣価値下落)するので、貯金よりも投資用の不動産にしておこうという「投資家」も増えております。
しかし、毎週日曜日のオープンハウスでのお客様の反応はあまりいいものではなく、現場の感覚(景気はまだ良くなっていない)と「景気回復している」と報道等でやっている内容とは大きく違うので、今後の「変化」がどの方向に行くかしっかり見極めなければならないでしょう。
不動産競売での売り出し件数は、平成25年は不動産競売物件数は「微増」で落札価格の下落は「さほど無い」と思います。
平成26年は激増し、落札価格は大幅に下落すると予想しています。
どちらにしても裁判所から売りに出る競売物件は確実に増えるので「資産」を築くのにいいチャンスが訪れる事は間違いないので、当社も今まで落札できなかったので、気合を入れてどんどん落札していきたいと思います。
「ピンチ」は「チャンス」!!だと思います。