平成24年11月14日(水)に八幡東区帆柱の「370坪」の売地の入札と開札がありました。
とても良い場所なのですが昭和26年頃に建設された鉄筋コンクリート造の4階建て共同住宅が建っており、「解体費用」や「区画を整理する費用」に2000万円近く費用がかかります。
又、開発するのに時間がかかりすぎる事もあり、入札前から分譲マンション業者が入札してきたら「大差で負ける」事はわかっていましたが、勉強の為「チャレンジ」してみました。
「大差で負ける」と予想した理由は、当社は「370坪」の土地を8区画に割り「戸建用の分譲地」としての「平面」での売却を予定。
「370坪」ある広さを「40坪」ほど道路にしなければならず、土地の利用価値を十分に活用できないのです。
分譲マンション業者は「建ぺい率60%」や「容積率200%」を無駄なく利用でき、当社の計算では35部屋の7階建分譲マンションを建設して立体的に活用できます。
「戸建用の分譲地」としての販売に比べ「7倍以上」の売上を上げる事が出来ます。
よって、同じ土地に「7倍」の価値をつける事ができるので大差で負けると予想しておりました。
入札件数は「7件」でマンション開発業者と地元の不動産業者でした。
あっけなく入札が終わりすぐに開札して、落札人が決定!!
※落札者しか発表がありませんでした。
落札額は「1億円」を超えました。もちろん当社は敗北です。
今後の事業展開では分譲マンションも考えていますが、現状では分譲マンションを建てる予定は無いので悔いはありません。
しかし、ビックリしたのが「分譲マンション業者」がたったの「2社」しか入ってこなかった事です。
当社も落札代金と経費を含め「8000万円」程準備(金融機関からの借入)して入札をしたので、分譲マンション業者以外の方には負けていないと思います。
当社は3番目位でしょう。(不明ですが・・・)
この状況を踏まえると、今後販売される福岡県住宅供給公社の売地も当社が落札出来るチャンスがありそうなので、今後も入札はしたいと思います。