先日の平成24年7月17日開札の福岡本庁の落札価格は、当社ががんばって入札したにもかかわらず500万円~600万円もの差を開けられた物件がありました。
当社の再販売価格より高い価格での落札で惨敗です。
現在当社が所有している福岡市の物件は現在の落札価格からすると10%位安く購入しているのですが、販売はとても苦労しております。
現在の販売状況から考えるとなぜ落札価格が上昇するのかが理解できません。
それでも平成24年5月頃から価格の上昇は落ち着いてきており、やっと落札できる状況になったと思っていました。
しかし、平成24年7月に入り落札価格が急上昇しました。
売れないのに価格がなぜ上がる?
理由は何かと考えると、福島第一原発事故の影響と首都直下型地震の予想で、関東圏内ではない所に投資をしたい方が増えているからでしょう。
そうなると、福岡の不動産は比較的安全で安定した場所として選ばれているのだと思います。
(福岡市は年間1万人以上の人口増加をしております)
又、本日の新聞で首都代替地の候補地として「大阪・名古屋・札幌・仙台・福岡」の5都市があげられました。
その為、今後の値上がりを期待しての長期投資として資金が流入しているのかもしれません。
それにしても、福岡市の販売状況から最大限プラスに考えても、この価格の上昇は急激すぎます。
現在、福岡に居住中のお客様はまず、この価格上昇にはついてこれないでしょう。
今後も入札を止める事はありませんが、様子を見ながら慎重に入札をしていきたいと思います。