落札後に「住宅ローンが使えないのでどうにかしてほしい」と来られる方がいます。
良く聞くと、1回目の審査(仮審査)はOKをもらったが落札後の2回目の審査は「条件」が付いているとの事。
その「条件」とは、「銀行の方が現地を見て写真を撮り空家を確認できる事」・・・。
基本的に代金納付前に「明渡し」が済む事は殆どなく、空家の状態でも「代金納付前に鍵を交換」する事はできません。
と言う事は、「現金」で落札金額の残代金と諸経費を準備するか、「保管金を放棄」するしかありません。
わかりやすく簡単に書きましたがもっと奥の深い話なので、詳しくは「有限会社ひまわり」さんへ不動産競売コンサルタントを頼んで下さい。
「有限会社ひまわり」さんの不動産競売コンサルタントを入札前に頼めばこの問題は解決できるでしょう。
しかし、「落札後の不動産競売コンサルタント」は受けていませんのでお気を付け下さい。
まとめると、不動産競売の住宅ローンは難しいのです。
金融機関は、「明け渡しが出来ないのではないか?」「お客様がちゃんと自宅として使用できるか?」をみているので、明け渡しが終わっていない物件には融資してくれません。
又、売却基準価格までしか貸してくれない金融機関もあり、その点も気をつけなければなりません。
不動産競売は・・・
①入札前の物件調査も難し
②落札も難しい
③落札後の住宅ローンも難しい
④明渡しも難しい。
⑤リフォームの見積りも難しい
と難しい事だらけなのです。
しっかりと「リスク」を理解し、「保管金放棄」をしないで済むようにしましょう。