平成24年9月に福岡本庁の不動産競売で買受可能価格「555万円」で売りに出た戸建がありました。
当社が物件調査をした結果、接道義務を果たしていない物件でした。
どの金融機関でも住宅ローンを取り扱ってもらえない物件でしたが「立地」や「建物」はとても良く、「ほしい」と思ったのでどうにか住宅ローンを取り扱ってもらえる様にならないか努力を致しましたが、残念ながらどうにもならず入札を断念しました。
開札結果を見てビックリ!!
入札件数6件で再販売業者ではなく個人の方が落札!!
落札価格が「2200万円!!」
どうやって銀行住宅ローンを組むのか不思議???でしたが「現金」で買うのか「保管金の放棄だな」と思っていました。
しかし、平成25年1月22日から始まる福岡本庁の不動産競売物件に同じ物件が再販売されました。
やはり「1,388,800円を放棄したんだな」・・・。
通常の売買でも住宅ローンは無理なのに、不動産競売の住宅ローンであればもっと無理!!
不動産競売物件の住宅ローンの仮審査は承認されるのですが、落札後の本審査が難しくて承認されないのに簡単に思っているみたいです。
不動産競売物件の銀行住宅ローンは「不動産のプロ」でも難しいでしょう。
「不動産競売のプロ」で金融機関から信頼のある「㈲ひまわり」さんの不動産競売コンサルタント以外ではほぼ無理だと思います。
「138万円」を放棄するのか「2万円」を払って物件調査をしてもらって入札して良い物件なのか調べてもらうか。
どちらが安心できるでしょうか?
放棄した方はもし住宅ローンで融資を受けられたとしても最大の難関である
「明け渡し」をしなければなりません。
不動産競売の処理はとても難しいのです。
自分で入札するのか?不動産競売コンサルタントを利用して心配なく物件を手に入れるのか?
自分を守るために、なぜ「プロ」がいるのか充分考えてほしいと思います。